別注デニムジャケット1回目のサンプル画像です。
サイズは縮み前の表記で44
デニム好きの方ならパッと見でリーバイス 506XX (1st)を再現しているのが分かる形です。
日頃からBOTオーナー竹永さんのデザインするオリジナルシルエットでこの1stを製作されているのでサイズ感が変わってもステッチなど全体の雰囲気はバッチリです。
古い時代を再現したデニムは洗う事で縮みとねじれが出るので、洗濯後に目標サイズになっているか採寸し修正ヶ所を探します。
袖丈以外は誤差と言ってもいいくらいの1cm以内の修正でさらにヴィンテージに近くなりそうです。
私の仕事は「ここ1cm長くなりますか?」とか「このボタン5mmくらいずらせますか?」などお願いし応援するだけとなりますが、きっと良い感じに仕上げて頂けると信じておりますので竹永さんよろしくお願いいたします。
2回目サンプルはさらに磨きがかかりもっと良くなります。
サイズ感、シルエットについて…
シルバー製作を始める前から色々なヴィンテージを見ていますが当時のデニムジャケット(Gジャン)の着丈はほとんど短いものが多いです。
リーバイスのヴィンテージも同様に短く、サイズを大きくしたからと言って着丈が長くなる事はあまりなく横幅だけが大きくなるという解釈をしています。
ようするに「着用する方の身長が高くなるほど着丈は短くなりますが、そこも変えず各サイズ昔のままの形で製作します」というのが今回のジャケットになります。
例えば、私の体型(177cm)でデニムジャケットを着た時にジャストサイズのジーンズのベルトループ下側やベルトが少し見えるくらいの短めな着丈感になります。
サイズ40表記あたり(縮み後Mサイズ位)が全体的にバランスの良いシルエットかなと個人的に思いますが大きめサイズの着丈、袖丈の少し長さ不足なシルエットもかわいらしく感じています。
引き続き、一歩ずつ着実に進めてまいります。